この記事では、古物商申請の手続きについて筆者の体験談を交えて紹介しています。
申請にあたっては警察署に書類を提出して審査をしてもらう必要があります。
ですが、この審査は厳しいと言われており、必要書類を必ずそろえなければいけません。
そのため手続きを専門家に依頼する方もいますが、今回は素人の筆者が調べたり聞いたりしながら申請を進めていく話になっています。
- 古物商の申請をしたいけど専門家に頼もうか迷っている。
- 古物商の申請手続きがどんな感じか知りたい。
- 申請書類を書く際の注意点が知りたい。
管轄の警察署を探す⇒警視庁HP 古物商許可申請
古物商申請の手続き
警察署に連絡する前にある程度ネットで必要な書類を調べる。
日曜日に地元の警察署に古物商許可証について電話をするも、
担当者が不在のため平日の昼間に改めて電話してほしいとのことでその日は聴くことはできなかった。
曜日が変わって平日の午前中。
改めて警察署に連絡して、担当の方に古物商の申請をしたい旨を伝える。
古物商の申請を担当している職員の方は人手が少ないようで申請をする日は事前に予約してもらった方が助かるとのことだったので、数日後に予約を入れた。
担当の方曰く、申請には6つの書類が必要とのこと。
古物商申請-必要書類
- 略歴書
- 誓約書
- 身分証明書
- 住民票
- 自分のお店のURLとそのページを印刷したもの(モノクロ可)
- 自己紹介ページに実名を記載したうえで印刷したもの(モノクロ可)
以上の6点。
書類は警察署HPから
略歴書と誓約書は警察署のHPからダウンロードが可能で、書き方の見本も同様にダウンロードできる。
事前に準備できている状態が一番望ましいが、無くても警察署の方で用意してくれる。
証明書は役所で
身分証明書は役所で発行する特殊なもので、運転免許証などではダメなのだそう。
住民票は本籍記載で個人番号は省略されたもの。
自分のお店を証明するもの
またネット上で売買をする人は自分のお店のURLが必要。
ヤフオクだと出品一覧ページのURLでOK。
一旦ログアウトした状態で、自分の商品を検索して出品者名をクリックで出る。
しかし、私はまだ出品すらしていなかったのでその旨を伝えると、先に申請だけして後から変更を加えることもできるとのこと。
予約した日の前日に急遽出品したが、それでも大丈夫だった。
※1点だけでも商品を出品すればURLは取得できた。
申請費用が高い
それから、19,000円の費用が掛かる。
元を取れるかどうかは大きな関心事ではありますが、常にグレーゾーンを突っ走るよりかはましでしょうか。
古物商申請時に困ったことなどダイジェスト!!
1. 書類が2種類ある
こちらは古物商の誓約書(個人用)ですが、申請には個人用とは別に管理者用もあるので忘れないようにしましょう。
2. ○○ 公安委員会 殿 のところの記入漏れ
赤で丸を付けたところに管轄の警察署がある都道府県名を記入する必要があります。
ただ、他の項目と違って吹き出しが無いので忘れがちです。
筆者の場合、埼玉県の警察署が管轄しているので「埼玉県 公安委員会 殿」となります。
3. 略歴書は過去5年記入必須
指定のフォーマットでは5つ書く欄がありますが、入退社を繰り返していたり、学生期間中にアルバイトなどしていた場合など、1枚では5年前まで遡れないと思います。
その場合はもう1枚用紙を用意して不足分を補いましょう。
履歴書の写真などをスマホで撮っておくと便利です。
4. 何度も警察署へ行くことになるかもしれない
審査には書類の不備が許されないので、「書類が足りない」、「記入漏れがある」などの連絡があると何度も警察署へ行く羽目になります。
しかもその間手続きは止まります。 🤮
私は1週間に3度警察署へ行きました。(笑)
5. ヤフオク・メルカリで記載しないといけない
古物商許可証の申請に通ると自己紹介ページで実名と古物商許可証持ってるよ!っていうことを書かないといけません。
ですが、申請が通る前でも提出したURLが本人のものであるかの確認のために、事前に自己紹介ページで実名を書かないといけないとのこと。
匿名慣れしている昨今、実名を載せるのには抵抗がありますが、やむを得ないですね。💦
最後に
この記事では埼玉県での古物商申請の話を記載させていただきました。
手続きに関してはお住いの地域ごとに多少違いがあると思います。
詳しくは管轄の警察署へお問い合わせください。 🙂
管轄の警察署を探す⇒警視庁HP 古物商許可申請
続き⇒後日
最後までお読みいただきありがとうございました!
Thank you for reading! 🙂
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