今回はクリスマス切手4回目。セント・キッツ島のクリスマス切手をご紹介します。
知識ゼロの状態から切手に描かれた内容をもとにその正体を探る記事となっています!! 🙂
セント・キッツ島クリスマス切手4種
切手に記載の情報
4つの切手に共通
- CHRISTMAS 1972
- ST・CHRISTOPHER
- NEVIS・ANGUILLA
CHRISTMAS 1972
クリスマス切手のことでキリスト教徒の多い国で10月~12月ごろに印刷・販売される切手です。
ST・CHRISTOPHER/セント・クリストファー
カトリック教における聖者。
川や海辺を渡る旅人を手助けをしたと言われています。
セント・クリストファーとは「キリストを背負う者」という意味なんだそうです。
NEVIS・ANGUILLA
ネイビス島とアンギラ島のこと。
西インド諸島東部にあるイギリスの海外領土。
ネイビスとは、スペイン語の雪を意味する「ニエベ」が由来。
アンギラは、東西に長い島の形からアンギラ(スペイン語で「ウナギ」の意)の名が由来。
1650年以降イギリス領。
1967年2月にセントクリストファー島,ネビス島とともに,イギリス領セントクリストファー=ネビス=アンギラとして西インド諸島連合州に加盟,完全な内政自治権を得たが,3ヵ月後一方的にほかの 2島(→セントキッツ・ネビス)からの分離を宣言,1980年正式に離脱し,単独のイギリス属領となった。
つまりこのクリスマス切手は、セントクリストファー=ネビス=アンギラ時代のものなんですかね!67年~80年までの13年間?
裏面
記載内容
④ セントキッツ島
カリブ海に浮かぶ小島で英領。
1972年10月に発行されたクリスマス切手4種セット。
どれも誕生したばかりのキリストとそれを見守る聖母マリアを描いています。
クリスマス切手未使用 4種 300円
買わない袋はやぶかないでください
東京切手センター
セント・キッツ島
- 1493年コロンブスによって発見。
- 1783年にイギリス領となる。
- 1967年にアンギラ、ネイビス両島とともにイギリスの自治領になる。
- 80年アンギラが分離、83年正式に独立した。
1枚目の切手
Virgin and Child – Bergognone
作者:アンブロジオ・ベルゴニョーネ
タイトル:マドンナと子供
1488年頃の作品
聖母マリアは別名で聖母、聖処女、マドンナなどと尊称されます。
なのでこのタイトルのマドンナは聖母マリアのことでしょう。
子供の方はおそらくキリストだと思います。
でも聖母のように光輪がありませんね。
2枚目の切手
Adoration of the kings (detail)- J.Bassano
作者:ヤコポ・バッサーノ
タイトル:王たちの崇拝
1540年代初頭の作品
王の崇拝または賢者の訪問は、伝統的にキリスト降誕の主題に付けられた名前です。
3枚目の切手
Adoration of the Shepherds – Domenichino
作者:ドメニキーノ
タイトル:羊飼いの礼拝
1607年頃の作品
「羊飼いの礼拝」は、ベツレヘムで誕生したイエス・キリストを目にするために、羊飼いたちが訪れた場面を描いた絵画作品。
西洋宗教絵画の主題として、数多くの作品が制作されてきた。
4枚目の切手
Virgin and Child – Fiorenzo
作者:フィオレンツォ・ディ・ロレンツォ
タイトル:聖母子
1513年頃の作品
英語表記のタイトルにVirginとありますが聖母マリアの絵画や像のタイトルによく用いられる表現なんだそう。
こちらの聖母子画のキリストには光輪があります。
違いは何なんでしょうか。
編集後記
今回はクリスマス切手4回目、セント・キッツ島のクリスマス切手をご紹介しました。
セントキッツ島についてより詳しく知りたい方は外務省HPをご覧ください。
この記事についてご指摘、ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。
また、今回詳細の分からなかった情報は分かり次第追記予定です!
最後までお読みいただきありがとうございました! 🙂