ebayのUKアカウント作成後約1か月、ようやく1つ目の商品が売れた。
イギリス宛の商品を送る際は、VATなるものがある影響でアメリカやカナダとは違い、ちょっとした手続きが必要だ。
VATとは付加価値税や日本でいうところの消費税にあたるものらしい。
「EUから離脱したからUKにはないのでは」
と思っていたが、アカウント作成後に調べていくうちに誤解だと気づいた。
このVATは、販売時にebay側で購入者から徴収している。
セラーは、ebayから販売後に受け取る”コード”を通関電子データに入力する必要がある。
相手国に入った際、事前に税金を払ったことを担当機関に知らせて、バイヤーが2重に課税されるのを防ぐためだ。
コードはebay/Order detailsページの相手住所の下にあるTax detailsという項目で確認ができる。
UKの場合はGMから始まる9桁の数字で構成されている。
しかし、このGMから始まるコード(以下:GMコード)、筆者が主に利用している日本郵便では対応していないのだ。
日本郵便のHPには、IMから始まる数字10桁の形で入力するようにとの記載がある。
ebayから受け取ったGMコードではダメなのか、日本郵便の電話窓口に直接問い合わせをしたが、やはりというかダメだった。
だが、イギリス宛の情報を集めていくとShip&CoというサイトからならGMコードを日本郵便の通関電子データに組み込むことが可能とのことだったので、早速登録を済ませる。
14日間の無料トライアル期間が設けられていたため、今回は無料で利用することができた。
売れた商品のデータや相手先住所もeLogiやorange Connexのようにebayと連携することで、自動で読み込みが可能。
完成した通関電子データにGMコードが入っているのを確認して、ラベルを印刷してからはいつも通り郵便局へ引き渡した。
それからShip&Coで発送完了ボタンを押してUK 1件目の取引を終えた。
と、思っていた…。
to be continued
eBay UKには無料出品枠が無い
eBay UKにはストア契約をしていない状態では、無料出品枠が無かった。
1つ辺りの出品にかかる手数料は、日本円で現在60円ほどと決して安くはない。
ではストア契約をしようかと悩むところだが、本家ebay(USA)と違ってスターターストアプランが無い。
そのため、UKではベーシックストアプランが一番安いプランとなっている。
料金は月27ポンド。
2025年3月22日現在のレートで約5,200円。
しかし、ベーシックといっても本家と違って無料出品枠は250しかない。
月に1,2件ぐらいしか売れていない状態では割に合わず
セラーとしての評価もない状態では、なおさらためらってしまう。
最後までお読みいただきありがとうございました!!