今回はフランス領赤道アフリカの動物切手3種を調べていきたいと思います。
知識ゼロの状態から切手に描かれた内容をもとにその正体を探る記事となっています!! 🙂
3種の動物切手
最初に右下のGINZA STAMP CLUB CO, LTD.なんですが、お店自体は今もあるようでGoogleで検索したところ出てはきました。
ですが、ウェブサイトが無くどんなお店なのかまでは分かりませんでした。💦
次に上の仏領植民地ですが、3つの切手に共通してAfrique équatoriale françaiseと表記されています。
日本語でフランス領赤道アフリカ。
1910年から1958年まで中部アフリカに存在したフランスの植民地だそうで現在は存在しません。
この切手も前回の記事の切手と同じで、今後この表記はされないのかも。
フランス領赤道アフリカ
上の画像が1910年から1958年まで中部アフリカに存在したフランスの植民地、フランス領赤道アフリカの領土です。
現在はコンゴ共和国、ガボン、中央アフリカ、チャドの国々に分裂しています。
1枚目の切手
切手右下のELAN DE DERBYからジャイアントイランドという動物を発見!
体長は約2m~3mにもなるウシ科の動物。
体重は約400から900㎏。
現在は絶滅危惧種に指定されています。
切手左下のR.F.の表記
こちらは国名コードかと思い、
気になって日本郵趣協会に問い合わせてみたところ、Rはリパブリックの頭文字でRepublic France(フランス共和国)のことではないかと解答を頂きました!
ただ、国立国会図書館の国名コード一覧ではフランス共和国の表記はFRです。
切手独自の表記ルールがあるのでしょうか
2枚目の切手
オスとメス二頭のライオン。
切手下、オスライオンの下にP.GANDONと小さく表記されています。
これはフランスの切手画家ピエール・ガンドンという方の名前。
ライオンも現在、絶滅危惧種。
3枚目の切手
切手真下にELEPHANT、左にH.CHEPFER、左下に小さくPHEULPINと表記されています。
H.CHEPFERは詳細が分かりませんでしたが、Googleで検索したところ他の切手にも同じ表記があることからフランスの切手画家ないし切手彫刻家の人物名かと思われます。
PHEULPINはジャンプルパン(Jean Pheulpin)という方でこちらもフランスの切手彫刻家。
同じ切手に2人の制作者名。
共同制作ってこと(・・?
アフリカのサバンナゾウも絶滅危惧種です。
編集後記
今回の切手の文字はかなり小さくて肉眼で見るのもやっとでした💦
そんな理由から虫眼鏡を新たに購入した次第です。
もともと視力は良くない方なのですが、最近は余計にそう感じます。
いろんな技術の発展が目まぐるしい昨今ですが、視力についても簡単に改善するような技術の登場が待ち遠しいです 🙂
今回の記事についてご指摘、ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
Thank you for reading! 🙂