セバスティアーノ・リッチ?切手買ったけどなんの絵なのかさっぱり分からない。 🙁
そんな筆者が切手に描かれた内容から切手の正体に迫る記事となっています!! 🙂
切手の絵と裏面
切手に記載の情報
- ST・LUCIA
- CHRISTMAS
- Sebastiano RICCI
- The Holy Family
裏面に記載の情報
③セントルーシア
カリブ海に浮かぶ小島で英領。1972年10月に発行されたクリスマス切手4種。図案はどれもキリストと聖母マリア、父ヨハネを中心にしたもの。4種とも同じ図案ですが、額面によって周りの色が違います。
クリスマス切手未使用 4種 300円
買わない袋はやぶかないでください
東京切手センター
切手を読み解く
切手の左からST・LUCIA
これをGoogleで検索すると下のセントルシアというカリブ諸島の国が出てきます。
裏面の記載と一致しますね!
セントルーシアは古い表記なのかもしれません。
セントルシア
16世紀初頭にコロンブスが初上陸した日が、聖ルキアの日であったことが島名の由来となった。
引用元:https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/guide/event/uploads/isaintlucia.pdf
コロンブスの来航後、イギリスとフランスによる領有権争いを経て、1814年イギリス領として確定。
1967年イギリス領西インド諸島連邦に加盟し、1979年イギリス連邦の一員として独立。
クリスマス切手
次に切手右のCHRISTMASですが、
クリスマス・カードを送る郵便物に貼ることを想定して発行される切手に記されるもののようです。
日本ではあまりなじみないですが、
キリスト教徒の多い国を中心に多くの国で発行されてるようです。
そして切手上部のSebastiano RICCIと絵画についてです。
セバスティアーノ・リッチとは
セバスティアーノ リッチ(1659 年 8 月 – 1734 年 5 月 ) 。イタリアの巨匠。
セバスティアーノ リッチは、12 歳のときにミラノの芸術家に弟子入り。
20代の時に妊娠させた女性に毒を盛ろうとしたために投獄。
※理由は結婚を避けるため。
後に貴族の介入によって釈放されています。
その後はイタリアの各都市、フランスやイギリスでも活動。
生前から有名な芸術家としての地位を手に入れ、1934年に亡くなりました。
切手の絵
切手には『The Holy Family』と書かれていてこれが題名だと思われます。
Googleで検索をすると『The Holy Family』という題名の作品が多数あることが分かります。
そして今回購入した切手の絵は……
『The Holy Family with Saint Elizabeth Saint John The Baptist And an Angel/聖エリザベス、洗礼者聖ヨハネと天使のいる聖家族』という題名のようです。
だいぶ名前はしょられてましたね。
描かれたのは1710年頃とされています。
編集後記
買ってから一度も袋を開けていないんですけど、左右で閉じ方に差があるんですよ。
右端が少し雑な感じがします。荒いというか。
それと袋についている埃なんですけど、全部内側なんですよね。
切手は未使用ですけど1972年の発効後、だれかの手に渡った際一度開封されているようです。
今回の記事についてご指摘、ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました! 🙂